自分を有能に見せるための目線の使い方

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目線の使い方・・・

人と話す時、話す内容よりもまずは目線をうまく使うことを意識してください。

有能な人に学ぶ目線とアイコンタクトの秘密とは?

有能な人は、目線の使い方が独特です。どう独特かというと簡単な話で、頻繁に目線を合わせます。

ずっと目を合わせてくる人は、疑いを持っているとか、ネガティブな感情を持っているとか、そんな話もネットの記事とかでは目にしますが、基本的それは正しくないです。

実際に心理学者が研究したところによると、有能な人ほど相手と目を合わせる傾向が強くて、更に、目を合わせていると有能に見えるということがわかっています。

ですから、意識的に目を合わせるだけで、相手から見ると、有能だな、自信があるなと思われるわけです。

では、有能な人ほど目を合わせるということはわかったけれど、どの程度目を合わせるべきなのか?

例えば、孫正義さんや柳井正さんのような有名な経営者、スティーブ・ジョブズやオバマ元大統領とか世界的にも有能と思われている人たちがどれぐらい目を合わせていると思いますか?

ほとんどの方が90%を超えています。たしかスティーブ・ジョブズは94%だったと思います。

つまり、ほとんど誰かと目を合わせているわけです。目を合わせて伝えるからこそ引きつけることが出来るわけです。

そんな世界的にも有能で人を惹きつけてきた方々に学ぶのであれば、アイコンタクトの時間を90%以上にしましょう。

意識的に練習したい方は、相手が目をそらすまでこちらは目をそむけないようにするとかしてみてください。相手に対して失礼ではないのかと思う人がいますが、大丈夫です。
人は思っている以上に目を合わせていられませんから、相手が目をそらしてくれます。

目をずっと見てくる人は信用ができないとかプレッシャーを感じて嫌だなと言う人がいますが、逆です。そういう人は、人を疑ったり何かを疑うことに長けているものです。
自分が目を合わせない人間だからこそ、他人が目をじっと合わせてくると、この人なにかあるんじゃないかと疑ってしまうものです。

最初は、目を合わせるのが大事です。ただ、ずっと目を合わせているだけでは勿体無いです。

特に、相手が自分と同レベルもしくは下かなというレベルの相手との交渉の場合、しっかり目を合わせて、相手にこの人は目を合わせてくるなという印象を植え付けます。

その上で、変なタイミングで目をそらしてみてください。そうすると面白いことが起きます。
相手は、何で目をそらしたんだろう、なにかまずいこと言ったかな、など不安を与えることが出来ます。

これをどのように使うかというと、喋っている間ずっと目を合わせているわけです。

途中で相手の発言に疑いを持ったとします。疑いや疑問を持ったら、その話の途中で、特に相手が強調してきたタイミングですっと目をそらしてみてください。
そうすると、相手はなんで今目をそらされたんだろうと不安になるわけです。

ここで相手が自信を持っている場合は、もう一度言い直してきます。もう一度しっかり説明しようとしてきます。
逆に、自信がなかったら、やばい!バレたかもしれない!となるわけです。となると説明の仕方がおかしくなったりちぐはぐになったりします。

つまり、最初に目をしっかり合わせて縛っておくことで、不安を与えることが出来るので、相手にやましいところがあるならばボロを出させることが出来るわけです。
これは、僕もよく心理戦の番組などでも使っているわけです。

心理戦では言葉だけでなく目線で相手を揺すぶります