相手の心を読み当てるリーディングのための「しぐさの心理学」

読む・操る

今回のお話は「ちょっと怪しい」です。

何が「怪しい」かというと、リーディング(相手の心を呼んだり読んだように感じさせる方法)には使えますが、科学的根拠にちょっと薄い内容も含まれています。

科学的根拠が無いわけではないんですが、ぼくはいつも科学的根拠のしっかりしたものばかりを扱っているので、そのあたりが若干薄いといった感じです。

たまには、リーディングで使える軽いレベルのものもありかなと思いまして。

ですから、自分なりの解釈を持つことを考えて頂ければと思います。

「派手な色が好きな人はギャンブラー体質、または、服装の一部だけに派手な色を散らす人はコンプレックスを隠している」
というのがあります。

これも賛否両論です。簡単にいうと、全員に当てはまるわけではありません。

心理学というのは、基本的に全員に当てはまるものではなく、やはり統計とかがメインになってきますので、8割ぐらいは当てはまるよね、でも2割ぐらいは当てはまらないよねっていうものなんです。

派手な色が好きな人は自分に注目してほしい。原色の赤なんかは闘争心の現れだったり、自分が可能性に挑戦しているというようなニュアンスが出てくるんです。

とすると、ギャンブラーというよりイチかバチかの勝負に出ちゃうということです。勝負をかけるタイプの人っていうのは原色好きが多いんです。

原色ではなく淡い色が好きな方は、コツコツやっていくタイプが多いです。

一部にだけ派手な色を使っている人は、他はそうではないのに一部だけ原色にすると皆そこに注目しますよね。そこを見せることによってコンプレックスを隠したいと思っている場合があるんです。

逆パターンもあって、自分のコンプレックスの場所にあえて派手な色を使うことによって隠そうとしている場合もあります。

もちろん流行りとかもあるんですけれど・・・

流行りに乗る人の性格もある程度わかっていて、流行り敏感な人は自信がない人、あるいは社会的証明を求めている傾向があります。

結局流行りに敏感っていうことは、皆がしているからとか、偉い人が最先端だと言っていたからとか・・・

今年の流行りのカラーなんてのも勝手に決められているわけですよ。

勝手に決められているのに、皆なぜそれに乗っかるかというと、それに乗っておくと、とりあえず後ろ指さされることはないし、社会的証明が欲しいから流行りに乗っかっているわけです。

逆に流行りに乗っかっていないと自分に自信がないから、廃れたものを着ていたらどうしようとか恐怖感が常につきまとっているわけです。

人と同じが苦手な人っていうのは、僕もそうですが天邪鬼なタイプで流行りなんか気にせず独自性のものがほしいという人が多いです。