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学習法・記憶法

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科学的に正しいノート術とは?

今回はノートの取り方についての解説をさせてもらいます。

過去にもノートの取り方について解説したことがありますが、最近それについてのアップデートはないのかという問い合わせが結構増えてきました。

ノートをとることに関して重要なのは、どのようにしてインプットするのかということといかに素早く引き出して使うことができるかです。
つまり、頭の中に定着させるだけが重要なのではなく、ノートの中も頭の中もちゃんと整理することができていたり身につけることができている情報でないと引き出して使うことができません。

ですから、どのようにしてノートをとってどのような情報とともに頭の中に入れると引き出すことが出来て使える情報になるのかということが重要なわけです。

特に、これからの変化の激しい時代においては即答力や即応力が必要になります。
そのためにもノートを使った勉強法が効果的です。

重要なのは自分なりのノート術

ノート術についてのアップデート版をあまり解説しなかったのは、ノート術というものは重要なポイントさえ押さえておけばその方法は皆さんがご自分で考えればいいものだからです。

今回はその重要なポイントを解説しつつ6であればどのように使っているのかという話を紹介させてもらいますが、それは決して答えではなく、重要なポイントだけ押さえたノート術を自分なりに作って、それをいかに運用するかということが大切です。

世の中にはいろいろなノート術がありますが、はっきり言って人が作ったノート術をそのまま真似するのはやめたほうがいいです。
自分なりに工夫したり自分に合わせて考えてしっくりくるという方法の方が、重要なポイントさえ押さえておけば頭の中には入りやすくなります。

自分なりに考えたり自分で作ったノートであれば、復習する時にもその時に考えていたことなどが自然と思い出されて記憶にも定着しやすくなります。
当然ですが、人間は誰でも自分の作り出したものや考え出したものに対しての思い入れは強いものです。

ですから、もちろん誰かのノート術を参考にしたり僕のセール方法を参考にしてもらっても構いませんが、自分なりのノート術を作ってもらいたいと思います。

おすすめのノートと文房具

今回は僕のお勧めのノートや文房具についても紹介しておきます。

僕はずいぶん長いことこのノートしか使っていません。
このノートはとても手触りのいい紙質になっているA 4サイズのノートで、柔らかいのでノートを開いた時に机の上でまっ平らになってくれます。

僕はこのノートが手触りがとても良いので気に入ってずっと使っていましたが、人間というものは周りの環境や情報も含めて頭の中にインプットしようとするものですから、このようなツルツルした手触りの良い質感など自分の気分が高揚する物を使えば、やはり頭の中に残りやすくなります。

ですから、基本的には自分の気分が高揚するものを選べば良いと思いますが、もしこのノートを使ったことがまだなければぜひ一度使ってみてもらえたらと思います。

このノートと万年筆でノートを取ることがおすすめです。
普通の万年筆だとキャップを取る手間がありますが、ノート術としては気になったりした時にすぐに気軽にノートをとることが重要だったりもしますので、こちらの万年筆だとキャップレスで使いやすいのでこちらを愛用しています。

ハイライトをする時にはこちらが便利です。
重要な部分をマーキングしたり色分けする時にはこの8色のセットが役立ちます。

僕はこれらの3点セットを常に使っています。

その他おすすめのアイテムとしては、こちらは集中力を維持するためのテクニックを自然と使えるようになるノートになっています。
日記の代わりのような使い方をするといいと思います。

こちらも日記の代わりに使うノートとしてはおすすめです。

本とノートは紙がオススメ

僕は基本的にはノートはマインドマップで取るようにしています。
情報を記録するためのノートはマインドマップで取っていますが、情報を記憶したり引き出したり、新しいアイデアを作りたいという時には紙のノートを使っています。
この両方を使い分けしています。

あまり文字を書かないとか紙のノートを使わないという人も多いと思いますが、やはり本とノートは紙の方が絶対にいいです。

人間にとっては質感がとても重要で、授業の内容を紙のノートで記録した場合とパソコンで記録した場合で、どれくらい記憶への残り方が違うのかということを調べた実験があります。
どちらの方がその授業の内容に関するテストの成績が良くなるのかということを調べたところ、やはり紙とペンで記録をしたグループの方が記憶の保持率が高かったということが分かっています。

ですから、紙のノートでまとめた方がいいわけですが、全ての情報を紙でまとめようとか今回紹介しているようなA 4の大きなノートでまとめようとすると使わなくなってしまうということがあります。

最初からノートに書こうとしなくても構いません。
最初からノートに書こうとするとうまくまとめることができなくて嫌になってしまうということもあるでしょうから、例えば、スマホで軽くメモをしておいて、後でそこからノートにまとめたりしてもいいと思います。

ノートではリライトという作業が結構重要で、この作業によってノートは意味を成してきます。
つまり、情報をまとめるためにノートを使う必要はなく、情報をまとめるだけであればマインドマップでもスマホでも構いません。
その後のリライトの作業がとても重要です。

ノートを取った後の使い方は結構人によって違うと思います。
ノートを取った後にはヘタをすると一度も目を通すこともないか、読んだとしても復習のためにパラパラとページをめくるぐらいではないでしょうか。

本来はノートというものはノートを取った後が重要です。
ノートを取った後に復習するだけではもったいなくて、その際にして欲しいことがいろいろとあります。
この作業がノートを取った後に出来るように際しておけば、基本的にはどんなノートの取り方であっても効果を出すことができます。

ノート術に重要なのはノートを取った後に行う作業がしやすいかどうかだけです。