この知識はこんな方におすすめ
- 自分の可能性を無駄にしたくない
- 生まれつきの天才を超えたい
IQ が下がり続けてしまうやばい習慣とは?!
今回は、IQ が下がり続けてしまうやばい習慣について紹介させてもらいます。
IQ に関しては、当然とても頭のいい人もいればそうでない人もいます。IQ 100が平均で、ここから少し数字が上がるだけでかなり頭がいい部類に入ります。
具体的には、IQ 120ぐらいになると人生勝ち組だと言われます。IQ 120のあたりが一番モテると言われていて、それ以上になると逆にほとんどの人が話が合わなくなるのでモテなくなるそうです。
恋愛に限らず、IQ 120ぐらいまであげることができて、それを維持することができれば人生は良い方向に進みやすくなるわけです。
台湾のコロナ対策で話題になった大臣が IQ 180ということでしたが、この IQ というものは実は高めることはかなり難しいものです。
もちろん、方法がないわけではありませんし可能性が全くないわけではありませんが、IQ の大部分は遺伝子で決まるとされています。
大部分が生まれつき決まってしまうわけですが、その IQ に関しては2つの戦略を紹介させてもらいます。
無駄にIQを下げてしまう習慣をやめる!
自分はそんなに頭がいい子ではないとか、学校でもあまり勉強ができなかったタイプだからという人もいるかと思いますが、それと IQ はほとんど関係がありません。
本当は高い IQ を持っているのに、自分でその IQ を下げている人がほとんどです。
つまり、もともとは高い IQ を持っているのに、ある習慣があると IQ は下がり続けてしまいます。
それをやめれば徐々には元に戻りますが、やめない限りはずっと IQ は下がり続けるということになります。
それにより自分自身で自分の才能を無駄にするということになってしまいます。
ですから、まずひとつ目はそれを防ぐにはどうすればいいのかということを紹介させてもらいます。
生まれつきの天才とは違う部分で勝負する
そして、IQ が低い人は何もすることができないのかという人もいるかもしれませんので、IQ を上げる可能性があることと、IQ が高くなくても生まれつき IQ が高い人よりも成功するための方法については今回のおすすめの動画で紹介したいと思います。
IQは簡単に下がってしまう?!
実は、人間の IQ というのは結構変動するものです。
これはベースライン自体が上がることは稀ですが、簡単に下がってしまうということです。
ストレスによる影響
この下がってしまう原因としては、まずひとつ目はストレスです。
ストレスがかかればかかるほどIQ というものは簡単に落ちてしまうということが分かっています。
ですから、何かに追い込まれている人や生活に困窮している人はやばいでしょうし、特にお金のストレスが一番強烈なので、これにより IQ も下がってしまい間違った選択をするとか大きな間違いを犯したりしてしまいます。
そしてもうひとつの原因があり、こちらの方が結構重いものです。ほとんどの人がこれをしてしまい自分で自分のIQ を下げてしまいます。
他人との比較による影響
今回参照している文献を見てみると、なんと、人間は自分を他人と比較した時にIQ が大きく下がってしまうということが示されています。
ですから、皆さんが他人と頭の良さを比べたり、自分と他人を何かの条件で比べると、それにより IQ が著しく下がってしまうということです。
IQ なので特に頭の良さなので比べてしまうと、影響を受けやすいとされています。
この研究では、まずベースラインの IQ が高い人たちを集めて5つのグループに分類しました。この際の IQ の平均値は126とされていますので、人類の90%よりも頭がいい人たちです。
そして、それぞれの人たちに頭の回転の速さを測るための認知テストを受けてもらい、その成績を全て公開してランク付けを行いました。
つまり、もともと頭のいい人たちを集めて認知テストを受けてもらい、その成績の順位を公開したわけです。
その順位を参加者たちに公開した後で、全員に対して問題解決能力を問うようなタスクに取り組んでもらいました。
要するに、スタート時点では全員がかなり頭のいい人たちである程度同じベースラインですが、認知テストを受けてもらって順位をつけることにより、一部の人たちは自分は他の人たちよりも頭が良くないと思ったわけです。
このように自分が周りの人よりも意外と頭が良くないのではないかと思い込んだことによって、IQ が下がってしまうのではないかということを研究者は考えて調べようとしたというものです。
この結果わかったこととして、なんとその認知テストの成績が低かった人ほど、その後の問題解決能力を問う頭を使うタスクができなくなってしまい、さらに、時間が経てば経つほど IQ はどんどん下がっていたということが分かっています。
認知テストの成績がトップの人とボトムの人を比べると、その後の頭を使うタスクの効率には大きな差が出ていました。
この参加者たちは全員IQ が平均で126ですから、全員が同じくらいにとても頭がいい人たちです。普通に認知テストを行えば大体同じぐらいにみんな素晴らしい成績を取ります。
とはいえ、多少の差はやはりありますので順位をつけることはできます。その順位の差は誤差のレベルでほとんど意味がないぐらいです。
にもかかわらず、この認知テストが公開されて、自分が上位に入ると言われた場合と下位にいると言われた場合では、その IQ の差はなんと20ポイント近くにもなったということが確認されています。
しかも、中には自分の IQ のその15%も一時的に失ってしまったという人もいたそうです。
同じぐらいの IQ の人と比べれば少なからず差は出るものです。同じぐらいの腕力の人と腕相撲をすれば負けることもあればもう一度やれば勝つこともあるはずです。
にもかかわらず、このように比べることによって、IQ の場合には実際に20ポイントもの差になってしまったり、他人と比べることによって自分の IQ の15%をも失ってしまうことも起きるということです。
ちなみに、先ほど紹介したとおりで、IQ は100で人類の平均ぐらいになり、IQ が120になると人類の90%よりも頭がいいということになりますので、この20の差がつくということはとんでもない違いだと言えます。
ですから、自分の IQ を高めるということにも可能性もありますし、それを意識することももちろんいいとは思いますが、それより以前にまずしなくてはいけないのは、他人と比べるということをやめて無駄に自分の IQ を下げてしまわないようにすることなのではないかということがこの研究から示唆されることです。
研究チームのコメントとしては、この研究は、グループ内における微妙な社会的なシグナルさえも個人の IQ に対して激烈な影響を及ぼすということが分かったものだと言われています。
例えば、本当はとても頭がいい人であっても、同じぐらいに頭のいい人ばかりと付き合ってしまうと、実際にはそれほどの違いがなくても、そんな中で自分が時折頭が悪いのではないかと思ってしまうと、本当にそうなってしまう可能性があるわけです。
自分の IQ の15%をも失ってしまうかもしれません。
ですから、普段から自分と他人を比べがちな人は、無駄に他人と比べないように気をつけてください。
とはいえ、それがなかなか難しいという人もいると思いますので、そんな方は、今回のおすすめの本をチェックしてみてください。
自分と他人を比べないためのおすすめ本
自分と他人を無駄に比べないためのおすすめの本もいくつか紹介しておきます。
1冊目は、『セルフ・コンパッション:最良の自分であり続ける方法 DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー論文』です。
セルフコンパッションは自分に対する思いやりをもったり、自己批判をなくすための技術で、自分で自分のことを認められるようになることが大切です。
自分で自分のことを認めることができれば、他人との比較で自分を認める必要もないわけです。そうすれば無駄に IQ が下がるような影響も防ぐことができます。
こちらは Kindle であれば安く読めますし、要点をまとめてサクッと読みたいという人にはこちらがいいと思います。
もっとしっかりセルフコンパッションを学びたいという方には、『セルフ・コンパッション―あるがままの自分を受け入れる』がおすすめです。
なかなか自分に自信が持てないとか、ついつい他人と自分を比べてしまうという人は勉強した方がいいと思いますので、そんな方はぜひこちらの本を参考に勉強してみてください。
具体的にできるワークなども付いていますので、自分自身に対して正しい自信を持つことができると思います。
そして、ストレスが悪影響を与えるという話も紹介しましたので、ストレス解消法のためには『超ストレス解消法 イライラが一瞬で消える100の科学的メソッド』がおすすめです。
僕も使っているストレス解消法のためのバイブルといえる本です。ストレス解消のためにはぜひこちらを役立ててみてください。